第5話

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「イヤイヤ。もう、断ったから平気や。ゆっくりしてって。今夜はどこかに泊まるつもり?こんな時間にもう地元には帰れんやろ?まぁ、こっちへ座りよ」 宙は自分の隣に座れと言ってきた。 私は言われるまま宙の隣に座った。 「ごめん。本当は……ここに泊めて貰うつもりだったの。でも、葵がいないんじゃあ……」 「別に俺はかまへんで」 そう言って私の肩に腕を伸ばしてきた。
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