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ユリアン「それで、どうして俺達だと破壊できないんだ?」
デューク「あれには特殊な力で絶対に折れない、それを打ち破るのはこのデインノモスと…」
カイン「…もうひとつあるのか?」
デューク「………四大精霊の主の力で打ち破ることだ」
カイン「っ!!マクスウェルか!」
シリカ「そのマクスウェルって?」
カイン「四大精霊の主…簡単いうと全精霊の中で一番偉い人って言えばわかる?」
デューク「ではな、もしこの道をたどるのなら…好きにしろ…ただし後戻りはできんぞ」
カイン「わかった、覚えておく…」
デュークは軽く微笑んでからその場から消えた。
カイン「…とりあえず…帰ろう」
ユリアン「そう…だな…」
シリカ「…どうしたの?ピナ」
ピナ「キュア!」
カイン「何か見つけたのか?」
ピナは一直線に飛んでいきシリカと俺はそこに近づくと…
???「クエ~」
カイン「雛鳥?」
シリカ「もしかして…あのフェニックスの…」
カイン「かもな、命がけで守りとおした子供だろう…」
シリカ「…こんなところでほってはおけないよね」
カイン「もしかして…テイムできるのか?」
シリカ「うん、いいよね?」
カイン「ああ、別に問題ないよ」
シリカ「ありがと、カインくん」
シリカはフェニックスの雛鳥をテイムして抱き抱える。
シリカ「これからよろしくね、アリア」
アリア「クエ~!!」
こうして俺達は気絶したストレアとフェニックスの雛鳥…アリアを連れてザーフィアスに戻るのであった。
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