第6話

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カイン「ええええ!?」 シリカ「オタオタ達が合体した!」 カイン「てか、敵の名称がキングオタオタって…どこのキングスライムだよ!」 思わず叫ぶしかなかった。 キングオタオタ「オタオタ!」 驚くのも束の間キングオタオタはバイオレットリザードに体当たりを繰り出しバイオレットリザードを後ろに吹き飛ばす。 シリカ「す、すごい…」 カイン「例え小さな力でも結束すれば強くなれる…か…」 キングオタオタ「オタオタ!」 オタオタは今だといっているようで俺はオーバーリミットを発動させる。 カイン「いくぞ!天狼滅牙!」 天狼滅牙を繰り出しバイオレットリザードを倒した。 カイン「ふう…これでオタオタ達も安心して暮らせるだろう」 シリカ「そうだね…」 オタオタ「オタオタ~」 シリカ「ん?どうしたの?」 何故かいつの間に元に戻っていたオタオタ達がシリカを見つめていた。 カイン「お礼がしたいんじゃないのか?救いに一番早く行ったのはシリカだし」 シリカ「そうだね…あれ?」 シリカの前に画面が現れてそこにかかれている表記に固まる。 カイン「どうした?…これは…テイム?しかも一気に30体!?このオタオタ達か?」 シリカ「そうだよね、でも可笑しくない?テイム出来るのはプレイヤー一人に一匹なのに…」 カイン「う~ん、確かに…一応承諾してみたら?」 シリカ「うん、そうしてみる」 シリカは承諾ボタンを押すとオタオタ達がテイムされた。 俺はすぐにメニューを開きシリカのすてーたすを見てみるとスキル欄に奇妙なスキルが入っていた。 カイン「モンスターロード?」 俺はそのスキルが気になり詳細を見てみると漸くこの状況に納得がいった。 カイン「シリカわかったぞ、モンスターロードっていうスキルのお陰でテイム出来る数が無制限になってるんだ、それとテイム出現率も上がってるし…もしかしたらユニークスキルかもしれない」 シリカ「ユニーク…スキル…」 カイン「恐らくな、それじゃあオタオタ達連れて帰るかザーフィアスに」 シリカ「うん!いこう!みんな!」 そうして俺達は仲間になったオタオタ達とザーフィアスに帰った。 余談だが騒がれたのは言うまでもない。
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