第6話

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カイン「ここが調査ポイントだな」 シリカ「至って普通ですね」 ユリアン「いや、ここはかなり広いからもしかしたらボスがいるのかも」 カイン「あり得るな…」 ストレア「なんか、わくわくするね」 カイン「ああ…確かにな」 シリカ「ストレアさん少しは危機感を持ってください」 調査すること数分…ラピードが何かを感知したのかいきなりおとなしかったのにいきなり戦闘体勢になる。 シリカ「カインくん!」 カイン「わかってる!みんな固まれ!それと死角を作るな!」 そういって俺達は一ヶ所に固まり見えないところを無くす。 カイン「……上か!」 俺は上を振り向くとこの場に急降下する大型の姿が移り、全員が上にいた奴に気付きその場を離れて奴の先制攻撃を防ぐ。 シリカ「カインくん、このモンスター…」 ユリアン「いやいや、冗談きついぜ」 カイン「ああ、フェニックス…不死鳥かよ」 相手がフェニックスだと判明してからフェニックスが遠距離から炎弾が何発を飛んできて カイン「くっ!」 俺達は炎弾を回避しフェニックスの方を向く。 カイン「くそ!シリカ!ユリアン!いくぞ!」 シリカ「うん!」 ユリアン「おう!」 ストレア「ちょっと待って!」 反撃に転じようとしたときにストレアに止められた。 カイン「どうした?」 ストレア「あのこ…何かを守ってる…」 カイン「何かを?」 シリカ「もしかして…その何かを盗まれかけたからフェニックスはご機嫌ななめなんじゃ」 ユリアン「そうなると、どうやって誤解をとく」 ストレア「正直に話すとか?」 カイン「いや無理だろ!」 ストレア「っ!カイン!あそこ!」 ストレアが指差す方向を向くとヘルウルフ10体が何処かに移動していた。 フェニックス「きぇぇぇぇぇっ!」 すると先程まで俺達を襲っていたフェニックスがヘルウルフにターゲットを変えてヘルウルフを攻撃する。
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