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バチッッパチッ
そんな音が響きゴツイ男が1人音を立てて倒れた。
親衛隊は倒れた男を追っていた目をまひるに移して息を飲んだ。
まひるは、いやらしくも凛々しくニッコリ....いや、ニヤリと笑いながら右手にスタンガンを握りバチバチと光の線を放っていた。
「一度強姦を働かれた奴の二度目を考えた事はねーのかアンタ?バカなの?なんなの?死ぬの?」
「ひぃっっ!!!」
「っ!!」
口々に驚きの声を上げスタンガンに怯えた(略して)ゴツ男達は足早に尻尾をまいて行った。
「....!ちょ、ちょっと!!」
しばらく呆然としていた親衛隊だったが意識が戻るとすぐにゴツ男達が走り去った方向を勢い良く振り返り呼び止めようとしたが、既に走り去った後だった。
バチィッッ
再び音を立ててさっきより軽目の人が倒れる音に気付き振り返ると、未だ呆然としていた残りの親衛隊もまひるのスタンガンによってゴツ男の上に1人は倒れ込んでいた。
2人目の親衛隊の襟を掴んで引っ張り上げ、倒れ込んでいた上に投げ捨てた。
そんな動作をしているのをただ呆然と眺めているとまひると、目が合いニヤリと不気味に笑った。
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