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とばして( ノ゚Д゚) よし!
▲▽▲▽▲おまけ▽▲▽▲▽
山積みになった意識のない人の山。
そこに背の高い男の保健医が通りがかった。
「うわっ何だよこれ…え?まじナニコレ??」
とりあえずと、山になった人を廊下だけども、横一列に並べて安否を確認する。
確認し終えた頃、意識が戻って来たのかそれぞれ目を開けだした。
「いっつー....ほんと何なの橘 ひかる!」
「最低!僕たちにまでスタンガンするなんて!!」
まひるに付いて行った親衛隊の仲間が始めに愚痴り出した。
と、胸ポケットが少し膨らんでいる事に気付き中の物を出すとそれは、イチゴ味の飴と、少しぬるくなった冷えピタだった。
どうやら全員のポケットに入っており不思議に思っていると親衛隊の1人が紙切れが入っているのにも気付き、目を通した。
[まぁ、お前らが第一に悪いんだがな。
スタンガンはお前らの身体には少しキツかったと思う。反省はしている....つもりだ。
一応お詫びとして飴ちゃんくれてやらぁ。
後それから、スタンガン使用後はどーしたいいのかよく分かんねーから、冷えピタでも貼っておけ。
綺麗な身体に傷付けたらすまねー。
タチバナ]
読んでいる最中に全員が集まってそれぞれ目を通した。
ついでに「橘」が書けないのか書き直しまくった跡があり、最終的にカタカナで書いていた。
紙切れを見つめたまま、それぞれに顔を赤くして
〔や、優しい....!〕
不覚にもトキメいてしまったとか…。
まぁ一部は、違ったが一応トキメいてしまったのだ。
〔クってしまいてぇ…!!〕
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