存在意義

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お金持ち学校で尚且つ、閉じ込められたエスカレーター式の男子校だったために同性愛者が多く、それに感化されたひかるは 学校では王子様と崇められるほどの生徒会長に恋をしたのだ。 生徒会長とは偶然にも仲良くなり、恋愛感情に気付いたひかるは即告白をした。 返事は後日となり少しドキドキとした気持ちで日を過ごしたひかるだったが、 告白の噂が生徒会長の親衛隊の耳に入り告白の返事を貰う前に親衛隊に制裁、強姦され寮に引きこもってしまったのだった。 それが引き金となり俺が生まれた。 現状を知った俺はひかるの中から話し掛けた。 初めは驚きもしたひかるだったが、毎日毎日ゆっくりと会話するうちにひかるは俺に心を開いてくれるようになったのだ。 そんなひかるの耳に信じられない噂が入ってきた。 『橘 ひかるに親衛隊を通じ制裁及び強姦を支持したのは生徒会長である』と...。
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