存在意義

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俺はひかるから聞いた生徒会長の印象的にそんなことをする奴ではないと思ったが、 心にまだ重い傷を残したひかるの精神を潰すには十分過ぎるぐらいだった。 頭が混乱し冷静な判断が出来ずにその噂を間に受けてしまったのだ。 その日を境にひかるは、話をしてくれなくなった。 何故かズキズキと痛む俺自身の心を抑えながらひかるに呼び掛け続けた。 そして、高校1年が終わる頃ひかるは俺に言ったのだ。 虚ろな目に何も写さずに ただ一言 『死にたい。』 と。
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