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「続いて、生徒会会長からの挨拶です」
第一に、俺の惚れたひかるが惚れたと言う男を見てみたい。
ひかるに相応しいのか、俺が!!この目で!!見極めてやらぁ!!
「生徒会長の穂高 新羅-ホダカ シンラ-です。今日は....」
ほほーん。アイツが俺のてk…じゃなくてひかるの、惚れた相手か...。
....うん。俺のがぜってーカッコいいな。
あ、俺 身体ねぇんだった。
クソッイケメンが。
滅び晒せ。
ひかるの前に現れんじゃねぇよ。
俺のがひかるの事好きだし。
俺のがひかるの事分かってるし。
クソったれが。滅び晒せそして、散れイケメンが。
あぁ胸くそ悪いな!
顔も見たくねーよばか!
生徒会長は、学園の上に立つだけあってモデル並みのスタイルの良さ。
顔は、一つ一つのパーツが綺麗に整っており如何にもモテますと言わんばかりのフェロモンを放っていた。
話し出した声は透き通るようなそれでいて低いそこらの男より魅力的な声をしていた。
そんな生徒会長に自分の身体もない俺がといたたまれなくなり目を伏せた。
「なぁひかる。お前はどうしたいんだ。」
暗闇に一人眠るひかるに届くはずのない言葉を呟き伏せた目をそっと開けて逸らした。
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