250人が本棚に入れています
本棚に追加
/445ページ
「ぷはっ」
ジョッキ半分の量を一気に飲んで、カウンターにジョッキを置く。
我ながら、おっさんくさい。
その様子を見ていた、はっちゃんが声をかけてきた。
「今日はまた、どうしたのよ?」
お店の中には、お客さんは居らず私と、はっちゃんしか居なかった。
だけど、人が居たような気配がするので、先ほどまでお客さんが居たのかなぁと考える。
「それがさ、椎、同じ職場の人が嫌がらせしてくるの」
「あんたに嫌がらせ?」
はっちゃんはカウンターの中からおつまみセットを持って、外に出てくる。
そして私の隣に座った。
最初のコメントを投稿しよう!