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「はい」
カウンターから出てきて、また私の隣に座った、はっちゃんが私の目の前に置いたもの―――。
「パフェ?」
ここのお店とは無縁の物が出てきたので、パフェの方に気をとられる。
「そうよ、パフェ。
甘いもの食べたら、ちょっとは元気になるんじゃない?
今日は、もうアルコール禁止。
お酒に逃げるのが悪いとは言わないけど、今日は私と女子会しましょ?」
そう言うと、はっちゃんはお店の外へ行き看板の電気を切る。
「これで、貸切りよ」
満足そうに言った、はっちゃんは2つあるスプーンの内、1つを持ってパフェを食べ始める。
はっちゃんが作ってくれたパフェは普段お店で出すフルーツをたくさん乗せて、生クリームが大量に乗っていた。
下からフレーク、スポンジ、生クリーム、フルーツ、生クリームが重なっていて、プリンまで乗っている。
パフェの横には、チョコソースやストロベリーソース、クラッカーと好きなようにアレンジできるように別のお皿に乗せて、置かれていた。
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