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「よし、祐羽、結月。Go!Go!Go!」
「まだFPSやってんのか」
笑顔だった絢司が真顔になる。
「おい、いくら祐羽でもFPSを馬鹿にするなよ。俺はまだ【己の戦場】というFPSの頂点のままだぞ」
「おぉ、頑張ってるな燈織(ひおり)」
「それは俺のアカウント名じゃ」
絢司はFPSにハマったのは、去年の中間テストの現実逃避から始まったことで、己の戦場が公開されてすぐにハマり、燈織というアカウント名でたった一年という期間で今や全国のトップに立っている、絢司が燈織ということを知ってるのは世界で祐羽と真唯だけ。
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