1.出逢い

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………まぁ、これも何かの縁だしな。 「で、どっちの足を挫いたんだ?」 僕は彼女に訊く。 すると、彼女は大きな瞳をより見開いて驚いた。 「学年同じなんだろ? じゃあ変に改まることもないじゃないか。 あ、あと敬語および無理な一人称の変更も禁止な?」 そう言うと、彼女は突然吹き出し 「あははッ。 ……キミって面白いね。」 眩しいくらいの笑顔を見せてくれた。 ……おいおい。 メッチャ可愛いじゃねぇか。
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