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------1-B教室の扉の前に向かうと自分の席に座ってる月夜の姿が見えた。
しかも、その顔を珍しく少し不機嫌そうにしていた。
……どうやら誰かと話をしているようだ。
私は、月夜の話し相手に興味を持った。
なんせ、普段から口数の少ない月夜を不機嫌にさせるなんて、よっぽどのことをしたとしか思えないからだ。
扉から教室に入り月夜の元へ近づいていく。
その過程で分かったことだが、どうやら相手は男子生徒らしい。
私はなおさら話し相手のことが気になった。
「お~い、月夜~。」
私は何の躊躇いもなく、月夜に話しかけた。
当然のごとく、男子生徒もこちらを向く。
------これが君と初めて会った時だった。
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