俺の夢

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俺は、高校二年になってから近所のスーパーでレジのバイトを始めた。 新しいギターを買う為に始めたそのバイトも、早くも3ヶ月が過ぎようとしていた。 『光太郎、あんまり無理しないでね』 母親が、弁当を差し出しながら言った。 俺の音楽に対する情熱を理解してくれる家族は、母さんだけだった。 『大丈夫だよ、帰りは少しギターの練習してから帰るから遅くなるけど心配しないでね』
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