俺の夢

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『なるべく早く帰って来るのよ』 ちなみに父親と兄は俺の事など眼中に無い程忙しい人達だった。 中学入学してすぐに、俺は衝撃を受けた。 二歳違いの兄が、どうして一緒の中学に居ないのか・・・。 俺は深く考えた事がなかった。 『なぁ、お前の兄貴は、天才って噂ホントか?』 小学生の頃から、ほとんど兄とは一緒に遊ばなくなったけれど、俺は兄貴がそんなに優秀だとは知らなかった。
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