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田吾作と言うのは、おじいちゃんの名前だ。
そう言えば、確かおじいちゃんの家の隣に、一人暮らしのおばあちゃんが居た。
前に一度遊びに行った時に、スイカをご馳走になった事があった。
『確かあんたは光太郎君だよね?今やっと名前を思い出したよ。前にうちに来てスイカを沢山食べたよね?大きくなったね』
『はいっ!高校二年になりました』
俺は何だか嬉しくなった。
思わず優しいおばあちゃんのファンに、なりそうだった。
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