隣の美奈子さん

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駅に着いてから、俺が駐車場で待っていると章一郎と客と思われる女の人が戻って来た。 『あなたが光太郎君?大きくなったわね!』 その女の人は、車に乗り込むと俺に抱き付いて言った。 彼女は、俺の母親と同じくらいの年代で派手なタイプに見えた。 『光太郎君、和美ちゃんにそっくりね!和美ちゃんどうしてる?元気にしてる?』 俺はあまりの驚きに、何も言えなくなってしまった。
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