隣の美奈子さん

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『短いなぁ・・』 そう言いながら、便箋の裏を見ると手紙が書いてあった。 『俺は温泉が気に入ったから何日か泊まるからな。作詞の続きは、少しずつ郵便で送るから楽しみに待ってろよ』 はぁーっ・・ 俺は、思わずため息をついた。 『そうか・・しばらくは一人ぼっちなんだな』 ワン! ポチがその言葉を、否定するように庭で小さく吠えた。
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