初めてのお使い 第9話

男同士

『旨いな！でも光太郎は飲むなよ、まだ未成年なんだからな、お酒は二十歳になってからだぞ』

章一郎は早くも梅酒で、気分が良くなっていた。

『そう言えばさ、俺おじいちゃんのゲートボールチームの応援歌作ってくれって頼まれてるんだけど結構、難しいんだよな』

グォーグォー・・

俺は、章一郎に曲作りを相談したくて、手伝ってもらいたくて言ったのに・・・彼は既に爆睡していた。