悲しい初恋

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そう言って、大きな皿に盛り付けられた天ぷらを差し出した。 『うわぁー、ご馳走さまです。旨そう』 どうやら揚げたてらしく皿は、まだ熱かった。 『光太郎君、いつまでここに居るの?』 俺は、美奈子さんに上がってもらいお茶を出した。 『一応、今週で夏休みが終わりなんで、金曜には帰る予定なんです』 『そっか、淋しくなるな・・』
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