悲しい初恋

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美奈子さんは、一気にお茶を飲み干して言った。 俺は急いで、お代わりのお茶を注いだ。 この後、彼女が熱く語り始めるような予感がしていた。 『ねぇ、光太郎君・・・お酒無いの?』 『ビールでいいですか?』 俺は、お中元でもらったビールがある事を思い出した。 『ふぅー、美味しいな。家で飲むと母さんが煩くてさ』
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