亜季

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直人からの連絡がないまま1週間が過ぎた。 亜季は気付けば携帯を気にするようになっていた。 「なぁに、亜季さん彼氏?」 百合さんが茶化してくる。 「ちっ違いますよ! 何時かな~と思って!」 「若いってそれだけでいいねぇ~。 でっ、どんな人?」 「もう!!オーナーまで!」 店内に笑い声が溢れる。 亜季はここの店が大好きだった。
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