山南さんと恋バナ

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「じゃあさ、山南さんは新撰組じゃん?明里さんよか先に死んだらどうすんの?」 そう遠くない未来のお話し。 明里さんの傍には 山南さんはいないもの。 「そうですね。。。そんなことはないでしょうけど、万が一そうなったら。。。私のことは忘れて、日の当たる場所で幸せになって欲しいですね。」 「逆に明里さんが先に死んだら?」 「胸が張り裂けて私も死ぬでしょう。」 「ちょっとー!それじゃダメじゃない?明里さんには山南さんが先に死んでも幸せになってほしい。山南さんは幸せにならずに死ぬとか。」 「明里がいない世界には興味がないのでね。」 「うーん。。。納得いかないけど、そんなもんか。それが相手を想うってことなんかもなー。」 「そうですよ。」 にっこりと山南さんは微笑む。 きっと山南さんは明里さんがいなくなったら、本当に亡くなるだろう。 そんな未来はないけれども。 願わくば 二人とも生きて 笑って過ごせる世界がいいなと思う。
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