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 篠ヶ原優菜は優等生だ。容姿端麗、品行方正、才色兼備。しかもそれを鼻にかけず、人当たりもよく、付いていきたくなるようなカリスマが彼女にはあった。  三城卓は劣等生だ。なにをやっても人並み以下。しかもそれを改善しようとせず、全てを諦めている。人を寄せ付けない雰囲気を彼は纏い続けていた。
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