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千「笑い事じゃないんだからっ」
実「千晃にすればそうだけど…
もっと、なんか、恋愛相談かと思って」
千「恋愛?ないない。」
実「あはは、だよね?ま、大丈夫でしょ?」
大丈夫って、実彩はいいよ?頭いいんだし
でも私は違うんだからね…
そんな分かりきった事を
頭の中で考えると余計落ち込んだ。
実「あ、ほら着いたよ?
夏楽しむんでしょ?千晃!」
千「うーん」
実「行くよっ」
実彩に引っ張られるように電車を降りて
私達は渋谷に来た
私のテンションとは裏腹に実彩は
足早にモールの中へと入っていく
その後に続いて私も…
エレベーターに乗って水着売り場に向かう
実「いいのあるかなー?」
千「んー、どうだろ」
相変わらずな私の目に
僅かに水着がチラッと写った。
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