7人が本棚に入れています
本棚に追加
しゃがみ込んで手を伸ばしているとすっと横から腕が伸びてきた。
「わぁっ!」
驚いて後ろにひっくり返る瞬間、誰かの胸に収まった。
「取れないんだろ?」
その声の主は
「たっ
高瀬さん…。」
ガタガタと遥を両腕に挟んだ状態で取り出した。
我に返りサッとすり抜ける。
「すいません。ありがとうございます。」
ニッコリと笑った高瀬は当たりで出た缶コーヒーをブラブラさせた。
最初のコメントを投稿しよう!