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「おう、おはよう」
軽く返す。そしてまた歩き出す。
「ちょ、ちょっと待ってよ真也!」
龍斗が俺を止める。勿論無視して歩き出す。
「無視!?」
「おい仙堂!龍斗が話してんだから聞けよ!」
荒木が叫ぶ。
チッ、しょうがねぇ
「何だよ龍斗」
「一緒に行こうよ!」
「やだ」
振り返る俺。龍斗が泣きそうになってた。
「真也……一緒に行く」
進路上には花蓮がいた。
はぁ…まぁ花蓮の頼みだ。
「しょうがねぇから行ってやるよ」
すると龍斗が一気に明るい顔になる。
「うん!花蓮もありがとね!」
花蓮は顔を赤くする。その他は羨ましそうに見ている。
何でもいいから早く行こうぜ……
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