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「この事務所には二人しかいないんだから仕方ないでしょう!」
翔太郎は首を傾げる。
二人…俺と亜樹子と他に誰か…大事なものが…
「ほらさっさと探しにいかんかい!」
亜樹子は数枚の猫やら犬やらの写真を翔太郎に渡した。
「なんでこんな依頼を…」
呆れた顔をして写真を見る。
「はよ行かんかい…お父さんが帰って来るまでに終わらせるのよ!」
翔太郎は眉をしかめる。
「お父さん…おやっさんのことか?」
「なーに、寝ぼけてんのよ!」
半ば強引に翔太郎は追い出された。
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