2人が本棚に入れています
本棚に追加
――――――――風都・市街地
晴人とフィリップは気がつくと人が賑わう市街地に来ていた。
「ここは…」
晴人が辺りを見渡す。
「恐らく…風都だろう」
フィリップは遠くにそびえる風都タワーを見て言った。
「ここは左翔太郎の記憶がうみだした仮想空間よ」
晴人はふっと自分の右手を見る。
そこには見たことのない黄色いリングがはめられていた。
「お前…カナリアか?」
晴人はリングに話かける。
最初のコメントを投稿しよう!