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―――――――――路地裏
翔太郎は写真を手がかりに逃げたペットを探していたが亜樹子が言った言葉のせいで上の空の状態だった。
確かに亜樹子はちょっとというかかなりお笑い思考の部分がある、関西の血というやつだろう…
しかし死んだ父親をだして笑いをとるほど馬鹿ではない…
「おやっさんは死んでないよな…」
翔太郎は頭を抑える、ふと違和感を感じ、頭を触る。
「帽子…」
おやっさんは生きてる、帽子を被る事を許されるまで、おやっさんを越えるまでまだ死んでもらっては困る…
翔太郎は自分にそう言い聞かせ、またペットを探し始めた。
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