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「記憶が混濁しているようね…」
カナリアの指輪が不味そうな声で言う。
「…!」
晴人は静かで鋭い殺気を感じた。
ディフェンド
プリーズ
その殺気の方へ魔法陣の盾を張る。
ズガガンッ
弾丸を盾がふうじる。
しかし、変身していない状態での盾はすぐに割れてしまった。
フィリップもそれに気付き、その方向を見る。
そこにいたのは白いハットとマフラー、そして骸骨のモチーフが所々見受けられる仮面ライダーだった。
「仮面ライダースカル!?」
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