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  「よせ、そこまでする必要はない……おふじに罪はない」 「これは昔から、当家が裏切りもに対して行ってきた刑。殿の意思で止められるものではない!」  光氏は取り合わなかった。  牛に付けられた鎖の端を、おふじの足に繋げる。そして、二頭の牛を左右反対の方向にむけて走らせた。  むごたらしい悲鳴をあげながら、おふじの体が半分に裂けた。  
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