Miracle

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驚きの表情を浮かべた二人の少年に私は告げる。 「無理をする必要はない。君達はまだ子供なんだ」 その言い方が気に障ったのだろう。 「子供?違うっ!僕は特別な力を与えられたんだっ!だから人類を救わないといけないんだっ!」 「大人は見た目で判断するっ!でも僕はもう六歳なんだっ!自分の進むべき道は自分で決めるっ!」 白鳥少年と田中少年は噛み付く様に思いをぶつける。 予想していた事だが、少し辛かった。 こんな風に感じる自分が意外だった。 でも、後は…… 「大人に任せろ……いや天使に、かな」 ラッキースターは止められない。 でも君達が家族の元に戻れるまで微力ながら手を貸そう。
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