十年後

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魔王城のとある一室 死神が精巧に彫られた漆黒の扉の向こうに、多くの魔族と、何かの骨で造られた玉座に座る一人の青年、青年に跪いている一人の少年が居た ???「面を上げろ。」 ???「はっ。」 少年は臣下の礼を解き、ゆっくりと立ち上がり青年を見据える 身長は180㎝前後 髪をオールバックしながら眼鏡を掛けている少年には、知的でありながら何処か鋭さを感じた ???「報告を。」 ???「はい。特殊部隊“眼”大将龍・ルシフェル、並びに部下は、全員無傷で任務を完遂しました。」 その報告を聞いた周囲の魔族は驚嘆の声を上げる
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