十年後

13/18
前へ
/180ページ
次へ
“天の守り手”という名に、レイゲルが嬉しそうな顔をする レイゲル「ほう。龍君の魔眼の力を弾くとは、彼も随分と成長しましたね。」 一年前、人間最強といわれた“天の守り手”は何を思ったのか単身で魔王城に攻めこんできた その時“天の守り手”の相手をしたのが、“血”の大将レイゲルである 戦いは圧倒的で、レイゲルにコテンパンにされた“天の守り手”を、全裸で王国まで送ったのは記憶に新しいところだ バイス「ふむ………。“天の守り手”が動いているなら、勇者召喚に間違いあるまい。 …しかし懲りぬな王国も。何もしていない私たちを倒すより、国民の生活の改善こそが急務だというのに。」
/180ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1333人が本棚に入れています
本棚に追加