第2話

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 幼児期は遊ぶのが仕事みたいなところがあります。しかも、小学生以後と違い一人で遊びに行けないので母親か父親がずっと何らかの子どもの相手をする必要があると思います。  お絵かきをさせるのは賛成です。  でも、ずっとは絵を描きません。  親子での物作りも賛成です。  でも、私はあまり物作りが得意ではありません。  絵本を読んであげるのも賛成です。  妻が本好きなので百円ぐらいの古絵本をよく買ってきて、毎晩寝る前は絵本を読み聞かせています。  私も自分なりには絵本をよく読んであげていると思います。物語を聞かせて頭の中でいろいろな想像をすることはすごく良いことだと思います。  なぜ、自分なりによく絵本を読んであげるかと言いますと、子どもが父親に絵本を読んでと言ってきたり、喜んで聞くのも子どもが絵本を読めるくらいに字を覚えるまでの間だと思っているからです。絵本を読んであげることができるのも今だけだと思っているからです。  でも、ずっとは絵本を聞こうとはしません。  うちの子は特別飽き性なのか、それらだけでは子どもが寝るまでの時間がもちません。他の子どもはずっとそのような理想的な遊びだけで満足し、毎日を過ごしているのかはわかりません。  公園などでの外遊びも大賛成です。  子どもが歩けるようになった頃からは、私が休みの日で晴れている日は近くの公園または遠くの広場等に遊びに連れて行きます。  しかし、数時間は遊んだとしても日が暮れるまでずっと遊ぼうとはしません。  近くの公園の場合は1、2時間も遊んだらもう帰ろうと言います。
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