序章

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ー…俺のこの”色”は、周りを不幸にする、 ”呪われた色”やねん…… あの日の君の言葉と、零した涙の形を、俺は今でも覚えている。 ”呪われた色” …君はそう言って、生まれ持った”運命”と、そして何より、そんな自分自身に絶望してたけど、でも、…………でもな。 その”色”は、 決して”呪われた色”、なんかじゃない。 ”My Jewel Blue” 君は、この世で一番綺麗な”宝石”。 この世でたった一つの、俺の、宝物。 俺が、この命を掛けて、守るから。 .
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