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「「青鋭騎士団」入団希望者の窓口はこちらでーす!」
八家又 寺(やかまた てら)の周りに活気のいい声が響く。
「「朱色朱雀隊」に入りませんかー!?」
「「雷電仁王隊」強いよー!」
「なんだと!?我らが朱雀隊の方が強いに決まってるだろ!」
「いいや仁王隊だ!」
「「ああんっ!?」」
八家又は無視して巨大時計塔のモニターに目をやる。
そこにはまるで中世の騎士が着ていそうな分厚い鎧に身を包んだ赤髪の男が映っていた。
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