「会長~、聞いているの?」
「あ゛ぁ?」
「 聞いてなかったでしょ!」
「レオン諦めなさい。会長はいつもこうでしょ」
「…僕、聞いてた」
「聞いてなかったから聞かせて!」
といつものように騒がしい生徒会室に溜め息をつきながら生徒会長であるアルバート=ローレンス、俺は先程までペンを動かしていた手を止め役員たちを見た
「――何だよ!」
と興奮して説明する会計のレオン=アントワーヌの言葉に俺は耳を疑い聞き返した
「アルバート王子がどうしたって?」
そんな食い付きの早い俺にしい思ったのか一度戸惑いながらもレオンは言った
「えっとねぇ~、一年前に姿を消したこの国の王子様をこの付近で見たって言う人物がこの学園に居たんだよぉ!」
「それって誰かわかるか?」
と真剣に問うと副会長のリリアン=ヨハンが
「会長ってアルバート様のファンでしたっけ?元から親がファンで同じ名前を付けてもらったとか……」
と問い掛けてきたので俺は適当に頷いた。
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