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早速準備して…
ユウ「いいですか?絶対に魔王様から離れてはいけませんよ?」
ルシア「うん!!」
ユウに最後まで心配されながら、人化して人間の一般的な服をきたクロウに抱っこされて転移
着いた先は様々な店が建ち並ぶ商業国
まずは入国審査を受けるんだって
「この紙に名前と目的、職業を書いてください」
兵士さんから二枚紙を渡されたけど、クロウが両方書いてくれた
「……兄弟ですか?随分歳が離れてますが」
クロウ「あぁ、俺は早くにできた子供でな、何年か旅に出ていたんだが……里帰りしたらルシアが居て……しかしこの髪や目が異端だと虐待を受けていてな、我が親ながら呆れたが……それでルシアを連れ出してきたんだ、今回はルシアのために色々買ってやりたくてな」
クロウが作り話をすると、兵士さんは涙を流してた
「いい兄ちゃんだな!」
兵士さんが手を上げて撫でようとしてきたけど、僕は条件反射なのか目を閉じて体を固くしてしまった
ルシア「……あ、ごめんなさい」
「いや、俺も気が利かねぇな………」
クロウ達に撫でられるのは平気になったんだけど………まだ人間は怖いよ
「よし!入国していいぞ!ほれ、さっきは悪かったな、これをあげよう」
兵士さんに渡されたのは飴玉だった
ルシア「ありがとう!」
「…………おい兄ちゃん、誘拐には気を付けろよ」
クロウ「あぁ、十分承知してる」
ん?なんかクロウが気合い入れてる?
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