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街に入ったら凄く人がいっぱいだった
ｸﾛｳ「ルシア、潰されないように抱き上げるから」
ﾙｼｱ「うん」
僕にとっては恐怖でしかないよ
もっとおっきくなったら怖く無くなると思うけど、今は無力だからクロウに頼るしかない
ﾙｼｱ「ねぇクロウ、まずどうするの？」
ｸﾛｳ「ルシア、俺のことはお兄ちゃんと呼べ」
あ、そうだった
ユウが……お父さんは後々復讐するときに『お父さん(実父)大嫌い』とか言われたらこちらも傷付きます、なので兄にしましょう、父より兄のほうが何人いても大丈夫ですし
とか言って、クロウとかユウとかはお兄ちゃんなんだ！
えへっ、僕お兄ちゃん達大好き！
お父さんも妹も他人も大嫌いだけど、お兄ちゃん達は優しいから好きなの！
ﾙｼｱ「えと…お兄ちゃん？」
でもちょっとだけ恥ずかしいのは何でかな？
ｸﾛｳ「………なんという破壊力だっ」
ほぇ？なんかクロウにギューッてされた
ｸﾛｳ「よし、まずは服屋だな……似合う服は全て買おう」
ﾙｼｱ「えぇ!?いいよ、僕ちょっとで大丈夫！」
ｸﾛｳ「駄目だ、部屋着とお出かけ着と、寝間着と……下着類……小物もついでに買うか」
ﾙｼｱ「お兄ちゃん、僕…必要なのだけで十分だよ？だから、お金余ったらユウとかドクターとかにお土産買いたいの…………ダメ？」
ｸﾛｳ「勿論良いに決まってる」
やったー！
僕のために無駄遣いするのは駄目だもんね！
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