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トロルさんはこのお店の店長さんで、名前はトリルさん
トリルさんは店の棚や、奥の部屋から大量に服を持ってきた
トリル「まずはこれ、獣人族にパーカーを広めたんだけど、耳が窮屈だって理由で耳穴を開けて着ていた姿から思い付いた獣耳パーカーよ」
兎さんや猫さんや犬さんの耳がついてるパーカーで、耳もピンと立ってるのと、垂れてるのと種類も豊富だった
トリル「あと、やっぱり美少年は半ズボンじゃなきゃね、こっちは普通ので……こっちは尻尾がついてるわ」
服の説明をしてくれるトロルじゃないや、トリルさん
クロウが真剣に聞いてるけど、僕は暇だから店に置いてある服をみてる
トリル「お出かけ着っていうなら、ゴスロリ風の可愛いのがあるわよ、ついでに靴も持ってくるわ!!」
クロウ「駄目だ、全部似合うぞ……選べん」
まだかなー?
トリル「はいこれ、あとは寝間着?フワフワモコモコ寝間着と、シンプルな寝間着があるわよ?季節に合わせて着るのもいいわね」
クロウ「よし!この金で買える分全部買う!!」
トリル「毎度ありぃ!」
ええぇぇっ!?
いきなりのクロウの宣言に驚いている僕を無視して、クロウとトリルさんは会計を済ませていた
トリル「結構な量だけど、お金はかなり多かったから余りとお釣り入れといたわぁ、荷物はどうするのかしら?」
クロウ「空間属性持ちだからな、ボックスにしまう…………世話になったな、また寄らせてもらおう」
トリル「あらぁ、新作作って待ってるわぁ!」
クロウは荷物をしまって、僕を抱き上げて店を出た
ええぇぇっ!?
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