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ラボに入るとクロウお兄ちゃんがぎゅーってしてくれた
ドク「じゃあ~封印を解除しようか…クヒッ!」
僕らはラボの中の小さな部屋に移動する
クロウ「ルシア、この魔法陣の上に立て、魔力が出てきたら教えた通りにするんだぞ?」
ルシア「うん!解放されて外に出てる魔力さんを僕の中に押し込めるんだよね!」
クロウお兄ちゃんが頷いてくれたので、安心して魔法陣の上に立った
ドク「じゃあ始めるよ、ルー君はリラックスしてねぇ?しないと……クヒヒッ」
ドクター怖いよ!?不安にさせないで~!
ギガ「…」ダイジョブ!
ギガンテス君をギュッと抱き締める
足元の魔法陣が輝き出して………僕のお腹らへんからパキンって音がしたと同時に何かが僕の中から溢れだした
ルシア「ふわわっ!えと、むー!」
溢れだしたものをどうにか中に押し込める
押し込め終わったら、体から力が抜けて床に座り込んじゃった
ルシア「ふえー……」
クロウ「上手に出来たな」
クロウお兄ちゃんが頭を撫でてくれる
嬉しくて、気持ちよくて、僕はお兄ちゃんの手に刷りよった
ルシア「ふゆぅ…」
クロウ「っ!」
ドク「クヒヒッ魔王様、ティッシュだよ」
ん?お兄ちゃんは何で鼻にティッシュ詰めてるの?
クロウ「お前は本当に可愛いな」
お兄ちゃん、凄く真顔だけど……ティッシュ鼻に詰めてるから面白い顔になってるよ?
まぁ、それでもカッコいいからお兄ちゃんは凄いんだ!自慢のお兄ちゃんなの!大好き!!
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