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それより、何より……
「あの、私、永井さんに『付き合ってください』なんて言われてませんけど!」
大きな声でそう言うと、彼は呆れたように目を開いた。
「バカじゃねぇの?
ガキじゃあるまいし、そんなこと言うかよ!
メアド渡して、またしたいって言ってんだ、察しろよ!」
「そんなの、分かりませんよ!第一、訳が分からないです」
どうして私?
たくさんの女の子がいる中で、どうして私?
私も、ただの身体で終わる関係じゃなかったの?
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