第3話 永井祥の困惑

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すぐ後ろを歩く、相変わらずな様子の彼女。 少し動揺する姿が見たくなって、エレベータに乗り込むなり、その手を引いてキスをした。 すると彼女はこれ以上ないほどに目を見開き、こちらを見た。 微笑みかけると、ようやく頬を赤らめる。 そうだよ、そういう態度を見せろよ。 俺が好きなんだろ? 不敵に微笑んで部屋に入った。
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