第3話 永井祥の困惑

32/34
前へ
/34ページ
次へ
行為を終えた後、色々考えすぎたことと今週忙しかった疲れが押し寄せて、気がつくと眠りについていた。 夢うつつ、面倒なことになったんじゃないかと感じていた。 処女を笠に着せて、慣れ慣れしくして来るんじゃないのか? そうなったら、ウザいな。 『初めてが永井さんで良かった、私幸せです』なんて涙ながら言われたら超ウザい。 俺は知らねーよ。 勝手に差し出したんだろ? そんな気持ちを抱きながらそっと目を開けると、もうそこには誰もいなかった。 「……?」 シャワーでも浴びているのか?
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1357人が本棚に入れています
本棚に追加