第4話 葛藤。

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彼女を壁に押し付けて、 「俺は……彼氏じゃないのか?」 そう尋ねると、彼女はこれ以上ないほどに大きく目を開き、 「はいぃ?」 と大きな声を上げた。 そして確認するように、 「彼氏……じゃないですよね?」 と不思議そうに小首を傾げながら漏らした。 その言葉に、ただ腹が立った。
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