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お前の告白を受けてセックスをして、一晩限りで終わるはずだったのに、その後メアドも渡して毎日のように会ってる。
それなのに、なんだ?
「……毎日のようにシてて?」
今や俺の下で甘い声をあげるようになりながら、
そう言うわけだ?
怒りのあまり嘲笑を浮かべながら、彼女を見る。
「だって、それは……」
彼女は弱ったように目を伏せたあと、
「あの、私、永井さんに『付き合ってください』なんて言われてませんけど!」
と顔を上げて大きな声でそう言った。
はぁ?
付き合ってください、だと?
「バカじゃねぇの?ガキじゃあるまいし、わざわざんなこと言うかよ!
メアド渡して、また寝たいって言ってその後も会ってるんだから察しろよ!」
思わずそう声を上げた。
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