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それまでは、彼に惹かれていることを心のどこかで気付きながらも、それでも必死に自分の気持ちを誤魔化しながらの行為だった。
それが解除されたあの夜のことは、少し振り返るだけで嬉しくて恥ずかしくて悶絶死しそうになる。
クールな顔立ちも逞しい腕も、何もかもが素敵で…。
こんな素敵な人と付き合えることになって、こうしてベッドの上で愛し合っているなんて信じられない!
彼の魅力に目眩がしそうな程にクラクラして、恥ずかしいけれど、この上ない快感も感じていたんだ…。
つい最近まで処女だった私なのに……。
そう思い、また口元を緩めた。
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